伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

2011-07-16から1日間の記事一覧

「わたしの人生はずっと幼年時代の続きだった」と語ったシャネル。カフェ・キャバレーで歌手をめざしていたシャネル。出生や生い立ちを秘匿し虚構の物語(伝説)を生み出した公式の伝記本。その回顧録で自身の気質や本心までも消すことはなかった。そしてシャネルの過去が暴かれる非公式の伝記本が出版された。

ココ・アヴァン・シャネル 上—愛とファッションの革命児 (ハヤカワ文庫 NF 350) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 「わたしの人生はずっと幼年時代の続きだった。人間の運命が決まるのはまさにこの時期よ。その頃の夢が一生を左右する。何から何まで全部覚…