伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

山口百恵

山口百恵:『蒼い時』に描き込まれた「光」と「影」

1980年引退の年、21歳の時に著された自叙伝『蒼い時』、自らを抉り出し書いていたことの凄さ。喜ぶことの下手な子で「はりあいのない子」と言われる劣等感。「こわいおばさん」のこと。幼少から高校まで殺される夢を頻繁に見続けた「恐怖」。驚くべき「予知…