伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

デビッド・ベイリーのベイリー以前

サイトは8月半ばは、海外の写真家たちを中心に更新・調整しています。Q-bicというフォーマットに切り替えつつすすめておりますのでまだある程度の時間はかかります。それまではすいませんが見ずらい箇所があちこちにあるかとおもいます。また分かりやすさもあわせて追求できればとおもいますので、当面ご容赦願います。さて、今日はデビッド・ベイリーのコンテンツを調整していまして、彼のマインドツリーもぜひにつくらねばとおもったところです。なにせあまりにもスウィンギング・シックスティーズと映画「欲望(Blow-up)」のイメージが強すぎて、功なり名をとげて以降のベイリーしかふつうはなかなか接することはないのですが、10代半ばから20代前半(1960年代より以前)がなかなか興味深い。少年期は難読症にかかっていて学校からドロップアウトしヨークシャー・ポストのコピーボーイをしてすぐやめ靴のセールスマンやショウウィンドウの制作ををやったり、そして10代後半に空軍に入ってシンガポールに飛ばされる。そこでのひどい仕事に唖然とし猛然と読書をしはじめ、カメラをはじめて購入。最初は中古のRolleiflexで次いで中古の35ミリのCanon、写真関係の雑誌も読み、難読症だったのに、今度はものを書くまでになっていって、という具合で、ロンドンに戻って写真に関するライターとなったことが師匠となるジョン・フレンチと出会う契機になった。一つや二つの偶然であれだけのファッション・フォトグラファーになれるわけがないことをベイリーもまた教えてくれます。➤➤ベイリーのコンテンツはこちらから http://artbirdbook.com