伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「野口英世」の伝記を大人読みすると何がみえてくるのか。野口家は現在で言う「生活保護家庭」で、家出の多い「崩壊家庭」だった。母の犠牲愛と、男が家に寄り付かない家庭のわけ。「魚釣り名人」と酒飲みの父とは? 隣家に寺子屋、真向かいに小学校が立った。「登校拒否」になった英世 

子供向けの「偉人伝」の代表格の一人、「野口英世」を取りあげてみます。野口英世といえば、世界的な偉大なる細菌学者であり、日本銀行券「千円札」の肖像として、日本人の誰もが知る人物ですが、わたしたちのなかではその実像ではなく、子供時代に読んだ「…

世界の伝記の発行部数を塗り替えた『Steve Jobs : The Exclusive Biography』で初めて公にされたこと。自分は文系だと思っていた少年が、エレクトロニクスに目覚める。ジョブズの”現実歪曲フィールド”出現の背景。「access to tools」をうたった『Whole Earth Catalog』やインドへの旅、禅の大きな影響。”ギーク(技術オタク)”と”ヒッピー”の交叉点

*映像に出て来る極めて重要なSteve Jobsの言葉。「先を見て『点を繋げる』」ことはできない。できるのは過去を振り返って『点を繋げる』ことだけである」 ー 先が見えないのはS.ジョブズも同じだった。ではジョブズはどうしたのか? 過去を振り返って「体験…

山口百恵:『蒼い時』に描き込まれた「光」と「影」

1980年引退の年、21歳の時に著された自叙伝『蒼い時』、自らを抉り出し書いていたことの凄さ。喜ぶことの下手な子で「はりあいのない子」と言われる劣等感。「こわいおばさん」のこと。幼少から高校まで殺される夢を頻繁に見続けた「恐怖」。驚くべき「予知…

桑田佳祐(2):”天然のソウウツ一家”だった

桑田家に共通する「奇妙な気質」。”天然のソウウツ一家”。風呂で「歌謡曲」替え歌をつくって歌う父にいつも歌わされ。小学生の頃は皆で海で遊ぶこともなく、「透明人間」と遊ぶ”暗い子”だったが、ひょうきんで目立ちたがりな面もあった。音楽の成績はほとん…

宮藤官九郎(2):家族は全員「ベタ」嫌い

宮藤家は全員「ベタ」嫌いだった。高校時代、母は「演劇」少女で「コント」好き。「たけし軍団」に憧れていたため男女共学校でなくあえて「男子校」へ。高2の時、「エレキギター」に開眼するがFコードで挫折。運動はダメ、勉強は人並み、オレには「笑い」し…

ジェームズ・ダイソン(1):「発明」の根源にあるもの

若い芽をつぶす英国病の中から現れた”逆風野郎”ジェームズ・ダイソンの「発明」の根源にあるもの。古典人文系の家庭風土だったダイソン家からなぜ「発明家」が生まれたか。意地っ張りで無精で孤立し成績も悪かった少年時代。「ランニング」「絵画」と「木工…

2012年(平成24年) 新年おめでとうございます!

新年おめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願い致します。今年は、アートバード・ブックス第二創業期と位置づけます。 本ブログや「Mind Tree」ブログなどを一本化し、「伝記ステーション」へと一本化します。 (本ブログはこのままのかたちを維持…