伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アナ・ウィンター:超然とした少女だった訳(1)

アナ2歳の時、ウィンター家を襲った悲劇。一家は悲劇を境に崩壊しはじめた。地味な母は悲劇を境にソーシャルワーカーに。ロンドンの高級紙に勤務しだした父は家に立ち寄らなくなる。友達をつくらなかったアナ。「超然」とした態度は少女の頃からあった。14…

尾崎豊(2):9歳の時にあらわれていた奇妙な「悟り感」

9歳の時にあらわれていた奇妙な「悟り感」。両親の希望にそって「医師」か「弁護士」になると言って安心させる一方、「ギター」にのめり込んでいく。社交的な母は、家の中では驚くほどに「悲観的」な気持ちに苛まされる。母の「不安感」に父の「思索好き」…

尾崎豊(1):「音楽」にのめりこむ前に熱中していたこと

少年尾崎豊が「音楽」にのめりこむ前に熱中していたのは、父の趣味だった「短歌」と「尺八」「空手」。しかし父とは異なった「学び」の方法とは。アララギ派の”実相観入”の表現法が尾崎少年の「詩=言葉」を磨いていった。尾崎家は両親と子供たちが歌う「短…

アンドリュー・カーネギー(2):兎小屋から学んだはじめての「組織学」

「家庭を楽しい場所」にすることが、母の「家庭学」の第一歩だった。兎小屋から学んだはじめての「組織学」。叔父が教えたスコットランドの「歴史」と「詩・文学」。少年にとって「英雄」の存在とは。そして「朗吟」がカーネギー少年の「記憶力」を飛躍的に…

アンドリュー・カーネギー(1):全米に1689ヶ所もある「カーネギー図書館」とは

アメリカの新興成金や大富豪のなかで、なぜA.カーネギーは特別の存在として子供たちにも語り継がれるのか。全米に1689もある「カーネギー図書館」とは。スコットランドでの幼少期、織物産業に迫り来る「技術革新」を理解しなかった父(急激な没落へ)。祖父…

宇野亜喜良(2):妹がとっていた『それいゆ』が気になりだす

中学生の時、妹がとっていた『それいゆ』が気になりだすし宝塚や中原淳一を、つづいて父が隠しもっていた「春画」と竹久夢二を知る。木村荘八の挿絵に夢中に。すべて「挿絵」への関心だった。母の経営する喫茶店の壁を飾った絵が噂に 少女からの手紙作者:宇…

宇野亜喜良(1):絹織物に「絵」を描く父の姿

職業が判然としなかった父。絹織物に「絵」を描く父の傍らで無意識の内に絵を描く技術を習得していく。お医者さんごっこが好きな少年。学校で習う絵はつまらなく、講談社の「絵本」に夢中になって「模写」していた www.youtube.com*三次元にひろがった宇野…

10歳、学校に行かず山で遊んだり読書する。15歳で上京、「俳句」の投稿。社会主義への傾倒。父の死、家運が傾くなか遊里で放蕩。24歳、民謡詩集『枯草』自費出版。莫大な借金から禁治産者に。記者になり北海道を転々とする、石川啄木との出会い。故郷に戻り炭焼き小屋で暮らしつづける

*映像の途中、雨情の生家「観海亭」の2階、雨情の過ごした部屋が出てきます 野口雨情童謡の時代▶(1)からの続き:雨情7歳の時、磯原分校へ、8歳のとき磯原尋常小学校に入学します。当初は気が弱く、心細くて一人では学校に行けなかったほどでした。向…

東日本大震災で津波被害を受けた北茨城磯原の生家「観海亭」は、徳川水戸家と縁が深く、また後醍醐天皇を助けた楠正成の弟の子孫であったことから今日の南朝・天皇家とも縁があった。野口家と「吉田松陰」との縁。博学強記の伯父から文学的素養を得る

名作童謡 野口雨情100選 「シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで こわれて消えた シャボン玉消えた 飛ばずに消えた 産まれてすぐに こわれて消えた 風 風 吹くな シャボン玉飛ばそ」 (シャボン玉 「金の船」大正11年 1922年発表) 「赤い靴 はい…