伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ハワード・シュルツ(1):スターバックスにある2つの「原点」

スターバックスにある2つの「原点」。ブルックリンの貧しい労働者階級に生まれ、スポーツが得意だった少年。意志が強いアクティブな女性だった母は、成功した人物の例を子供たちに教えつづけた。 12歳から新聞配達をし軽食堂で働きだす。大学卒業後も将来の…

M.C.エッシャー(1):少年はどのように「版画」と出会ったのか

エッシャー少年はどのように「版画」と出会っていったのか。「木工工学」を専攻した父は、明治時代に土木技師として来日していた。父は庭で子供たちが「木工作業」に親しめるように作業台をつくった。幼い頃に父が読んで聴かせていたグリムやアンデルセン童…

アインシュタイン(2):4、5歳の時の「驚き」。「羅針盤」と「電気」

アインシュタインの生涯は、4、5歳の時の「驚き」の延長にあった。父が持ってきた「羅針盤(コンパス)」にはじまる。父は当時の新興産業分野だった「電気」を、数学好きの叔父とともにはじめていた。10歳の時に毎週家を訪れていた医学生青年から教わった…

立川談志(2):物事を裏側から見る性格ができあがった理由

小学校に入ってからすぐ「貸本屋」通い。『少年倶楽部』連載の作家の本を借りまくる。ガキ大将ではなく「空想」に遊ぶ性格。小学5年の時、伯父に連れられ「寄席」を初めて体験、小学生にして新宿・末広亭通い。『評判講談全集』『落語全集』を制覇。皮肉的…

アインシュタイン(1)一人遊びする時のねばり強さ

5、6歳になっても「言葉」をちゃんと離せなかったアインシュタイン。「言葉」を話せるようになった「時」のことを覚えていた少年。「暗記」ものの勉強が苦手だったが、一人遊びする時のねばり強さは凄かったという。父がもってきた「羅針盤ーコンパス」に…

立川談志(1):「人生成り行き」とは何なのか

亡くなる1年前に緊急出版されていた『人生、成り行きー談志一代記』で談志が語っていたこと。落語会の「異端児」「革命児」、談志師匠の「成り行き」とは何なのか。29歳の時に書き、若手落語家の”バイブル”となった『現代落語論ー笑わないでください』にす…