伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ポール・ボウルズ(1):最も影響を受けた「読書」をする祖父

ポール・ボウルズが作曲家であり、作家となった根っこにあるもの。幼年期に「地名」づくり「時刻表」づくりをはじめ、小学生の時には鉛筆とクレヨンで4ページの『新聞』を毎日発行。最も影響を受けたのは祖父は一日中「読書」をしていた。8歳の時にピアノ…

ビートたけし(1):祖母は、たけしの芸能のルーツ

母は義太夫語りのアイドル、芸名「竹本八重子」の祖母・北野うしは、たけしの芸能のルーツ。長兄は戦後GHQの通訳、ペーパーバックが積まれていた家。当時足立区の北野家の近所は、下町の職人街。たけし映画に登場する「ヤクザ」は、近所にあった「ヤクザの事…

キース・リチャーズ(1):自伝『ライフ』に記されていた驚くべき事実

キース・リチャーズ自伝『ライフ』に記されていたこと。父方の祖父と祖母は、なんとイギリスの労働党の創設にかかわった人物だった。市長になった祖母は児童福祉制度を創案したり、イギリス社会の「改革者」だった。音楽好きで自由奔放な母方の一族である。w…

坂口安吾(1):幼少期に始まっていた「切なさ」の感覚

代議士だった父との接触はほとんどなく、父の「伝記」を読んで父のことを知った安吾少年。小学校にあがる前から新聞を読み、「講談」を読みだしていた。父は新潟新聞の社長にもなる。「切なさ」は幼少期の頃にすでにはじまっていた。憎み合う関係だった母と…