伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

2010は、ラスベガス・インスピレーションからSTART!


2010今日の本の整理術:本を整理してましたら「ザ・ラスベガス:ギャンブルの街から、ギャンブルもできる街へと変身した先端エンターテインメント都市のすべて」(武藤聖一:商店建築社2001)がころっとでてきました。ラスベガスと言えば、数日前のTV報道などで、エレクトロニクス・ショーが今年もまた開催された場所で、今年は3Dテレビ元年だということで、おそらく最も活気ある米国の場所のラスベガスから現地報道されていたのをおもいだしました。去年末に映画「アバター」を観ていたところで、脚本もかなりよかったこともあり3Dワールドとともに随分と楽しむことができましたし、インスピレーションも受けました。なにせ想像も絶する巨大な聖なる樹が住処で生命エネルギーを交信できる原始的であると同時に近未来的な惑星フィールドが舞台で、そのスケール感は圧倒的なものがありました。話は飛んでしまいましたが、地球上での巨大なエンターテインメント空間といえば、ラスベガス。砂漠の中の超人口空間であるのは「アバター」の舞台とはいっけん真逆ですが、3D映画も超現実空間なのでやはり通底しています。実家の隣の幼馴染みは(彼は東京でCMの舞台美術を製作しています)よくラスベガスに年末年始に家族旅行しているのですが、今年も家にいなかったので行っているのかもしれません。舞台美術製作者にとってもうらるところでインスピレーションを受けていることだろうとおもいます。また先に上げた書籍の著者は、フォト・ジャーナリストで、ラスベガスの超然としたエンターテインメント建築は、建築写真家の静的なアプローチではとらえきれないものがあるかもしれません。書籍はサイトでも今日紹介しておきます。建築家R.ベンチーリが「イマージュの王国」として、ポストモダンの想をえた場所のことなど、あらためてチェックしてみたいことも豊富に載っています。Art Bird Site http://artbirdbook.com