伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

2011-08-15から1日間の記事一覧

小学校時代からはじまった父の折檻。ブコウスキー一族に流れていたアルコールの血。高校生になると酒場へ潜りこむ。高校卒業時に読んだ「自伝的小説」を書くジョン・ファンテが神様に。放浪の旅の間中、肉体労働をしながら短篇を書き出版社に送りだす

▶(1)からの続き:ブコウスキーは自伝的作品『くそったれ! 少年時代』の中やインタビューで、自身の子供時代をふりかえり、「喜びとは無縁で怯(おび)えてばかりだった」と語っています。何に対して怯えていたかといえば、父と母の無関心でした。おそら…