伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

パリでの賃貸契約でおもうこと

syncrokun2009-08-28

知り合いの者(カナダ人ですが、基本的に日本に住んでいます)がパリ、凱旋門の近くの裏通りに部屋を借りたのだが、あらためて日本の賃貸システムに疑問を呈したい。その者は日本に居てサイト上でオーナーと直接契約したわけだが、ギャランティーとしての敷金(保証金)も勿論、礼金も、仲介手数料も一切なかった。その代わり、オーナーがその人物が信頼に足る人物か個人的に判断しるうため、1時間半かけてパリ案内し、パブで一杯飲ませ(その1時間半とパブで話している間に人物評定をするそうだ)、OK!ということになった(不動産屋さんはパリでもどこでもあるにはあるのですが)1カ月前に更新料が関西の地方裁判所違憲となり徐々に賃料に一本化の方向へと話合いがおこなわれているようですが、遅すぎる。だから街に不動産屋がやたらはびこる。中目黒だけでも毎年3、4軒はこのところ増殖し続けている。10軒のうち1軒は不動産屋じゃないか。とにかくもう時代は変わりました、ハイ。賃貸システムも数年内に変える必用があります! 私は昨年、住居を変わらざるおえなかったので引っ越しましたが、48歳になって「保証人」が必用だというのです! バカ言うんじゃない、ということです! いったいいつになったら一人前になるのでしょう。かの稲垣足穂は人間は50歳になってようやく人間になると、言ってましたが、50歳になったら「人間」として、不動産業界は扱うというのでしょうか。50歳になっても保証人がいるというのでしょうか。もう一世代前、二世代前のシステムはご免こうむります! 保証人、保証人、もういい加減にせい、です。とにかく前から聞いてはいますが、あらためて海外からみれば日本の賃貸システムはどうにもならんとのこと。