伝記ステーション   Art Bird Books

あの「夢」はどこからやって来たのだろう?

書籍の大移動

syncrokun2009-09-14

先週末から写真集・書籍の大移動(レミングばりに)がはじまりまして、オフィス側の書籍は8割方、店側は5割方動かしました。明日まで営業はしていますので、書籍は見ることができますし、購入することもできます。減った分だけみやすくなったかもしれませんが、歯抜けのようになった本棚を見るにつけ、一抹の哀感も感じてしまいます。18年間の間に、いったいどれだけの写真集やアートブックがこの本棚に至り来て、一時期、身を寄せるようにして、再び鳥のように飛びたっていったことか。センチメンタルになるのはよします。感じ的にはそうなる必用も事情もない、ということで、何千册もの本のように、今度は自分の側がそうなる、というだけのことです。先週末、飯沢耕太郎さんが来てくれまして「まあ、なんとかなるだろう」ということに落ち着きました。飯沢さんも関係しつくられた(飯沢氏所有の写真集が数多く見られるスペース)大久保駅のカオリ座もたぶん「まあ、なんとかなるだろう」スピリットだとおもいます。「なんとか、する」と同時に「なんとか、なっていく」。この自分を超えた何か大きな存在の計らいというか、日々の積み重ねとそこをこえた超自然の法則をどこかで信じることから再スタートです。(カオリ座は、新宿区百人町1-23-19南口共同ビル1F。03-3368-6548です)